【お客様インタビュー】非日常を感じるカレー屋さんLAMP 外観リノベーションストーリー
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神奈川県伊勢原市桜台1丁目に、
ひときわ目を引くカレー屋さんLAMPがオープンしました。
今回は、外観リノベーションをお任せいただいたオーナー様に、
オープンまでの経緯や想いをお聞きしました。

きっかけは家具屋さんでのひと言から
オーナー様
「最初、内装は別の工務店さんにお願いしていたんです。外観については特に決めていなかったのですが、椅子やテーブルを探しに座間の老舗家具屋リクラマさんに行ったとき、
“外観はインパクトがある方がいい”とアドバイスをいただきまして。
同じ伊勢原市にあるWoodcraftさんを紹介していただいたのがきっかけでした。」
実は、リクラマさんとWoodcraftは10年来のお付き合い。
最初のご縁は、神奈川県伊勢原市の大山でWoodcraftがカフェを手掛けていたときに家具屋さんを探していたところ、Woodcraft社長の中学生時代からの親友の奥様が勤務していたのがリクラマさん。
そこでおすすめいただき、家具一式を揃えたのが始まりでした。
さらに、オーナー様がWoodcraftに決めた背景には、現在の飲食業界の流れもありました。
味だけでなく、内装や入口のインパクトがSNSでの宣伝や集客に直結する時代。
「お店に入る前からお客様にわくわくしてほしい」というオーナー様の想いを受け止め、Woodcraftは元お寿司屋さんだったテナントの特徴を活かしたスケッチをスピーディーに提案。
オーナー様
「想像以上に早くスケッチが上がってきて、本当に驚きました。リクラマさんからのご紹介というご縁もあり、これはもうWoodcraftさんにお願いしようと決めました。」

店名「LAMP」に込めた想い
最初のヒアリングは、店名の由来からスタート。
店名にはオーナー様の想いが最も強く込められており、その背景を伺うことが、お店全体のコンセプトを形づくるうえで最も核心に迫れるからです。
オーナー様はアラジンの世界観が大好きで、店内も
「アラジンの世界に飛び込んだような雰囲気」にしたいと考えていたそうです。
オーナー様
「今はスパイスカレーが主流ですが、私は昔ながらの洋食屋さんで出てくるカレーをベースに、自分なりのアレンジを加えたカレーを提供したいと思っていました。
だから、外装や内装も“昔ながら”と“今っぽさ”がミックスされた、ワクワク感のあるデザインが良かったんです。」

デザイナーとの共創で生まれた“洞窟の入り口”
デザイナーが注目したのは、お店の入口が奥まっているという立地。
元テナント時代に残っていた岩を活かし、まるで洞窟に入っていくようなデザインを提案しました。
デザイナー
「入口ドアはあえて150cmほどに低く設計し、お客様がかがんで入ることで非日常を体感できるようにしました。『あの入口が低いカレー屋さん!』と覚えてもらえるような設計です。」
さらに、入口床部分は古い引き戸の名残があり、最初は新しくする案もありましたが、あえて残す提案に。

オーナー様
「実際に完成してみると、洞窟感が増してすごく良かった!あの提案を受け入れて正解でした。」
光る看板に込めた遊び心
店名看板は現場管理・清水のアイデアで裏から照明を通す仕様に。
オレンジ一色ではなく、部分的に白く光ることで、まるで暖かいランプから煙が立ち上っているような演出になりました。

まとめ
LAMP様の外観は、オーナー様の世界観とWoodcraftのデザインが融合した、唯一無二の仕上がりに。
お店の前を通る人が思わず足を止め、入る前からワクワクする。そんなお店がまた一つ、伊勢原に誕生しました。
